かつては、葬儀の備えをすることは不謹慎だと避けられていました。しかし最近では首都圏で葬儀を行った方の約8割が、生前に葬儀について相談していたという調査結果もあります。
事前相談をする理由として、エンディングノートの存在、宗教観や価値観による葬儀の多様化、葬儀の費用などの不安が挙げられます。葬儀は大切な方を亡くされた悲しみの中、親族や菩提寺への連絡、葬儀内容、費用の打ち合わせ、諸手続きなど、色々な確認や決断を迫られることで、正しい判断が出来ず後悔したり、疲弊してしまいます。
事前相談をしておく事で、費用が抑えられたり、いざという時に慌てずに対応することが出来ます。
打合せ事項
- いつから準備をはじめたらいいのかな?
- どんなことを相談すればいいのかな?
- 何を決めておけばいいのかしら?
- 葬儀の形式を少し変えることはできるのかしら?
- どのくらいお金がかかるのかしら?
葬儀内容、料金について納得した形の葬儀にしたい方、大切な人とのお別れまでの時間を、葬儀に対する不安を抱えて過ごさないためにも、
ぜひ葬儀の事前相談をおすすめします。
葬儀の費用
葬儀代・食事・香典返し・宗教者への代金
準備しておくもの
遺影写真・本籍地確認・印鑑
葬儀の形式・規模
家族葬・一般葬・火葬式
葬儀の場所
公営斎場・自宅・お寺・民間斎場
(青梅駅前斎場など)
安置場所
自宅・斎場・専用霊安室
亡くなってから24時間以内にご遺体を火葬することは法律上許されていないため、ご遺体は最低でも一日以上安置しておく必要があります。
事前相談のメリット
葬儀プランを事前に決められる
プランやオプションなどを比較して、納得のいくプランをゆっくりと選択することができ結果的に葬儀費用が抑えられます。費用もいくら準備が必要なのかを知ることができます。
いざというときに慌てることがない
大切な人の死に直面して悲しみに暮れている遺族にとって、葬儀について相談・決定することは大きな負担になります。事前相談しておけば、電話一本するだけで済みますので負担が軽減されます。
トラブルの防止
大切な人の死後を確認に慌てて葬儀社を選ぼうとすると「考えていたものとは違った」「想像より高かった」「予定より派手になってしまった」といった葬儀後に不満を抱かずに済ませることができます。
その人らしい葬儀を行える
事前に要望を確認し相談をしておくことで、その人らしい葬儀を実現し、納得のいく心残りのない葬儀内容で故人様を送ることができます。
お別れに集中できる
事前に決めておくことで、ゆっくりと故人様との最後の時間を過ごすことができます。
お葬式後に後悔しない為に
6割以上の方が葬式後に後悔しています
後悔された方々の例
- 情報収集が不十分だった
- 複数の葬儀社を比較しなかった
- お葬式の費用が予想より高かった
- お寺・お坊さんを比較しなかった
- 当日の進行がスムーズじゃなかった
- お食事の内容が期待はずれだった
- 斎場料金が思ったより高かった
- 返礼品の内容が悪かった
- お葬式の規模を間違えて頼んでしまった
- 火葬場のアクセスが悪くて困った
- 大事な人に連絡できなかった